遊戯王のアジア版って買いたいけど、どこにも売っていないよ〜
アジア版ってなに?価値のないものを買ってしまいそうで不安…
遊戯王カードに投資したいけど、何を買ったらいいの?
アジア版とひとくくりにいっても、価値はカードによって変わってきます。
メルカリなどで間違えて価値を読み違えて買ってしまった場合、大きく損をしてしまうかもしれません。
福ネコはトレカ投資をしているカードショップオーナーです。
遊戯王アジア版の長期投資をしています。
今回は、皆さんが偽物を買ったりだまされないよう「誰でもわかる遊戯王のアジア版の買い方」をコレクターさん、長期投資をされている方向けにわかりやすく解説いたします。
記事を読むメリット
- アジア版と国内版の違いがわかる
- アジア版で具体的に価値のあるカード・パックがこの記事で把握できる
- アジア版をどこで買えばいいかわかる
アジア版とはアジア圏(シンガポールや香港など)で発売されている遊戯王カードになります。
大きく2つにわかれます。
【英語表記】
- レリーフの加工がキレイ
- 裏面のマークが違う
【日本語表記】
- 一部レアリティの加工がことなる
- 国内では存在しないシクがある
アジア版には国内版とはことなる希少性があるため、国内版よりも高い値段のカードがあります。
『竜騎士ブラックマジシャンガール』は国内版の10倍以上の値段で取引されています。
どうやってアジア版の遊戯王カードを購入するのか?
結論からいいますと、一般のコレクターにはアジア版を購入するハードルは高いです。
- Amazonやメルカリなど
- 取扱のあるカードショップ
- 海外から買う
後ほど具体的な購入先についても解説いたします。
≫ 意外と簡単?初心者のためのトレカ投資(トレーディングカード)
≫ 【利益率20%以上!?】トレカ投資・せどりマニュアル【初心者向け】
そもそもアジア版の遊戯王カードって何?
アジア版の遊戯王カードとはアジア市場向けに生産された遊戯王カードのことです。
アジア市場とは主に台湾・香港・シンガポールなどを指します。
※韓国では韓国語版、中国では中国語版が存在しますので別物と考えてください。
アジア版とは記載されている言語によって大きく2つにわけることができます。
・日本語表記
英語表記のアジア版は
- 日本で生産
- レリーフの加工に特徴があり、国内版よりキレイにみえる
- カード裏面が国内版と異なる
そしてその後、韓国にて生産されたのが日本語表記のアジア版になります。
一説には、生産効率をあげるために「韓国にて日本語で生産する」となったようです。
日本語表記のアジア版は
- 韓国で生産
※2021年バトルオブカオスのみ国内生産でした、理由は不明。 - シクの加工が国内版と決定的に違う
- アジア版にしかないシクのカードが存在する
国内版で新しいレアリティのカードが登場した際、まだ韓国では新しいレアリティで製造する技術がありませんでした。
そのため韓国では国内版の新しいレアリティのカードにかえて、シクとして販売していたのです。
画像の『竜騎士ブラックマジシャンガール』は国内ではコレクターズレアとしての発売ですが、アジア版ではシークレットレアとして発売されています。
そのため『竜騎士ブラックマジシャンガール』のシークレットレアはアジア版にしか存在せず、高値となりました。
ちなみにアジア版とは正式な名称ではありません。
アジア版とはカードショップ等でつけられた名称とされています。
というのも遊戯王をつくるコナミからするとわざわざ国内と海外で出荷をわけているので、アジア版とは呼んでいません。
カードショップが国内版とアジア版との差に目をつけて、「アジア版っていうのがあって、かっこいいし希少だよ!」と高値で売るために「アジア版」と広めたのではないかと思います。
カードショップとしては当然高く売れる商品を売りたいですよね。
コナミ「海外向け用なんだから名前もつけないし、高値で売るんじゃない!」という姿勢は、あとで記載する日本国内でのアジア版の入手方法にも関連してきます。
※アジア以外の海外で発売されているカード(英語版など)はアジア版とは勝手が違うため今回は割愛します。
≫ 『遊戯王のアジア版って何が違うの?』by TCGコレクターの収集記さま
≫ 『【遊戯王】日本語版とアジア版のカードの違いと見分け方|日本語なのにアジア版ってどういうこと?』byゼスト所沢店スタッフブログさま
価値のあるアジア版カードと見分け方
価値があるアジア版遊戯王カードとは、結論からいいますと
- 英語表記のレリーフ
- 日本語表記のシク
この2種類が国内版より価値が高いカードとなっています。
なぜ「英語表記のレリーフ」と「日本語表記のシク」が高いのか
美品の流通枚数が少なく、また日本には存在しないカードだからです。
まず遊戯王のコレクターにとって価値があるとはどういうことなのか考えます。
「コレクター心を揺さぶり、希少価値が高いもの」になります。
ではコレクター心を揺さぶるとはどういうことでしょうか?
「美品であるとか、他のカードとは違う、きれい、かっこいい」と私は考えます。
そして希少価値が高いとは、そもそも流通枚数が少ないということです。
アジア版はコナミの規制により流通が少なく、さらに美品ともなるとさらに少なくなります。
国内には存在しない、違ったレアリティのカードなどが高価になっています。
では具体的に「英語表記のレリーフ」と「日本語表記のシク」の特徴と写真、また対象のカードをみていきます。
英語表記のレリーフの特徴
【見分け方】加工の彫りが深くきれいである。
【価値】国内の10倍以上も
【具体的なパック】レジェンドオブブルーアイズ〜エネミーオブジャスティスまで
日本語表記のシクの特徴
【見分け方】アジア版はシクが横線に光っている、効果テキスト欄が光っている
【価値】国内版の1.5倍〜2.0倍で取引されている
≫ 『【遊戯王】日本語版とアジア版のカードの違いと見分け方|日本語なのにアジア版ってどういうこと?』byゼスト所沢店スタッフブログさま
さらに竜騎士ブラックマジシャンガールは価格は国内の10倍以上です。
日本国内版で新しくできたレアリティのカードを韓国では当時生産する技術がなかったためです。
国内版でコレクターズレアとして収録されたカードが、アジア版ではシクとして販売していました。
アジア版でしかシクが存在しない具体的なパックは
- プライマルオリジン
- ザ・デュエリスト・アドベント
- ネクストチャレンジャーズ
- コレクターズパックー伝説の決闘者編ー
つまりアジア版のシク自体も価値があるし、アジア版にしか存在しないシクはさらに高値となっています。
「韓国語版」や「中国語版」は価値はないの?
この2種類はアジア版と比べるとあまり高値ではありません。
韓国語版と中国語版とは、それぞれの国の言語で生産され発売されているカードです。
そもそも日本人には韓国語や中国語のカードが受け入れられていない。
さらに日本国内での大会でも使えないためです。
韓国語版は国内より安め、中国語版は国内と同じくらいの価格か、カードによっては若干価値が高いカードもあります。
※同じようにヨーロッパやアメリカで生産されているものもありますが、今回は割愛します。
アジア版遊戯王カードの購入方法
まずシングルにせよボックスで購入するにせよ、かなり購入は難しいです。
これまで書いてきたとおり、そもそも販売をコナミがオススメしていないためです。
そのため国内の流通枚数はかなり少なくなっています。
もし購入する場合はシングル・ボックスともに2つの方法があります。
- 取扱のあるカードショップから購入
- 海外から購入する
取扱のあるカードショップを探して購入
国内での入手方法はほぼこちらに限られます。
コナミが公式のカードショップでの販売を規制しているためです。
個人のカードショップはカードショップでのECサイトのほか、Amazonやメルカリにも出品あり。
現実的にはこちらでの購入が1番楽です。
海外から購入する
海外ネットショップを使って購入します。
- ebay
- TCGPLAYER
- 独自に海外輸入代行をみつける
どれも上級者向けの内容ですが、国内で購入するよりも安く購入できる可能性があります。
まとめ
- 英語表記と日本語表記のカードがある
- 英語表記はレリーフの加工がことなり価値があり、国内より10倍近く高い
- 日本語表記のシクの加工がことなり価値がある
- 日本語表記のシクは、国内版に存在しないカードもあり10倍近く高い
- 購入するには個人ショップか海外ネットショップを使う
コメント